Anchorでの一日

ランドセルに沢山の頑張った証を詰め込んで、子ども達は毎日晴れた日も、雨の日も、そして風の日も、

『ただいま~!』と帰ってきて『おかえり~!』と指導員は迎え、

家族のようなやりとりから、放課後の生活が始まります。

 

放課後とは…読んで字のごとく、子ども達が課題(授業)から解き放たれた時間であり、

子ども達1人1人が自分のやりたいことをやる、いわば子どもの為の時間。

円卓を囲んでお気に入りの盤ゲームで仲間と遊ぶ子もいれば、

一安心してソファに寝転ぶ子もいるし、

卓球を始める子、レゴで作品を作り始める子もいれば、

この後の外遊びに備えて宿題をさっそくやる子達、

台所で気の合う仲間とおやつを食べる子、

今日学校であった出来事を指導員に話したりと、

それぞれが自分らしく自由に昼間の家庭の中で過ごします。

 

天気の良い日は近くの公園や小学校の校庭、あそびっ子などでも毎日遊び、

青空の下、Anchorの仲間とだけでなく、地域の子ども達とも一緒に遊びます。

 

 

夕方になると地域の子ども達が自宅に帰るの同じように、Anchorに帰り、

生活を共にしているみんなで掃除、そして宿題に取り組みます。

宿題は全部終わらせることも大切ですが、

重要なのは1人1人の子どもにとってどのやり方が前向きに取り組めるか、

また限られた時間の中で、どうやったら子どもが健全な生活を送れるか保護者と共に考えて進めていきます。

 

お迎えが来たら、今日あったこと、最近お家ではどうしているかを保護者と指導員で話したり、

保護者同士も語りあったり、立ち話だけど、Anchorの日々の子ども達の様子を大人同士で共有します。

 

そんななんでもないような毎日を繰り返しながら、

子ども達が昼間の兄弟(Anchorの仲間)の中で成長するのを、焦らずゆっくりじっくり見守ります。